いつもありがとうございます
絶対に達成したいことがある畑田です

　現在、婚活中の皆様もいつかは晴れて成婚と
なります

　恋愛と結婚は似て非なるもので、夫婦となると
それぞれで決めておく約束事があるようです

　今回は、そのオキテについてお話させていただきます

 

　結婚して二人の生活を始めるに

あたって、価値観や生活習慣の違い

を心配する方もおられるでしょう

 

　そんな不安の解消に役立つのが予め

二人の考え方をすり合わせて夫婦の

ルールを作っておくことです

 

　これはメリットとしては、

　１．互いの期待を確認できる

　　夫婦間の約束事を設定することで

　　互いの期待や理解度を確認すること

　　ができ、誤解や不満・喧嘩の予防

　　になります

　２．パートナーシップがより強固になる

　　約束事を設定することでお互いの

　　信頼度が高まり、サポートしあう

　　ようになります

 

　反面、デメリットとしては、

　１．自由度が制限される

　　特に厳格な約束事を決めてしまった

　　場合は、制限感が強くなります

　２．失敗した場合の責任が大きくなる

　　その約束事を守らなかった場合は、

　　失敗した時の責任が大きくなります

　　ので、その責任が強く意識されます

 

　このように夫婦のオキテについては、

設定することで一長一短はありますが、

設定することで不用意な誤解や間違い

を予防することは可能ですので、内容を

二人でよく話し合うことが必要です

 

 

 

　それでは、どのようなことがオキテ

として設定されているのでしょうか？

 

　一般的な例では、

　１．生活費を折半すること

　　最近はほとんど共働きなので、

　　こういった約束の設定が増えて

　　きました

　　子供ができた段階で見直しされること　

　　が多いようです

　２．一定の家事分担を決めておくこと

　　これも夫婦二人とも働いている形態

　　から発生したものです

　３．結婚記念日など特別な日には、

　　プレゼント交換することを約束する

　　お互いの気持ちと日頃の感謝を表す

　　ためには最適なオキテでしょう

 

　以上が一般的なオキテの例でした

　一方、変わり種ではこのようなオキテも

存在します

 

　１．夫婦が個人的な時間を確保する　

　　　時間帯を決めること

　２．夫婦が趣味・興味を共有し一緒に

　　　取り組むことを約束する

　３．夫の体重が８０キロを超えたら、

　　　即離婚！

 

　変わり種はそれぞれの夫婦の内情を反映

しているものが多いと思われます

 

 

 

　それでは、こういったオキテについて

その効果はどうなのでしょうか？

 

　実は民法にそのことについての

規定があります

　民法７５４条（夫婦間の契約取消権）

これは、婚姻中に締結した夫婦間の契約

を婚姻中はいつでも、たとえ契約の履行後

であってもなんの理由もなしにしかも、

一方的に取り消すことができるという

規定です

 

　したがって、夫婦間で決めたオキテでも

勝手に履行しなくても良い、ということです

 

　これは恐らく結婚当初は一時の気まぐれや

威圧（最近はないと思いますが）によって、

なされることが多く、あまり強制力を

持たせると家庭の平和を乱すと判断されて

いるようです

 

　したがって、体重８０キロオーバーでも

即離婚は成り立たないことになります

 

　オキテというと必ず守らなければならない

ものという印象ですが、決してそのような

ことはなく、夫婦二人が幸せに生活するための

話し合いを提供する道具と考えればよいの

ではないでしょうか

　私たちもいつの間にか夫婦として

３０年以上の歳月をともに過ごしてきました

 

　その間に特にオキテとして前もって

取り決めたことはないですが、いつのまにか

色々な取決めが決まっていきました

　そういう自然な流れでできるオキテも

あります

 

　ただ、どうしてもパートナーに

これだけは履行させたいことがあります

　それはいつの日か私のことを、

「あなた」と呼ばすことです

 

　あるとき、ふと気づいたことがありました

それは結婚してからパートナーは私のことを

あなたとちゃんと呼びかけたことがないな、と

 

　子供が生まれてからは「パパ」、孫ができたら

「じじちゃん」と呼び方は変わってきましたが、

普遍の呼び方がないな、と気づいたのです

 

　いつの日か必ずあなたと呼んでもらいたいと

思っているのですが、パートナーはかたくなに

拒否しています

　なんとか頑張っている最近の私です・・・