こんにちは！
ブライダル淀川ウィッシュの畑田正枝です
今回は恭寿に代わり、私の目線でお話させて
いただきます

　代理婚活という言葉はご存じですか？
簡単にいえば、子供に代わって親が婚活する
ことを表す言葉だそうです
　今回はこのテーマでお話させていただきます

　最近は、結婚相談所も色々な形があり
当事者のご相談だけでなく、その親御さん
を対象とした専門の相談所も増えています

　ひとつの原因は結婚や恋愛は個人の意見
が尊重され、結婚しないという選択も
当たり前の風潮になったことに対して親御
さんの不安を感じておられます

　実際、独身の男女が増えているのは、
数値が出ています
　
　第１６回出生動向基本調査の統計でも、
一生結婚するつもりはない、と回答した
人が、
1982年　男性2.3%・女性4.1％
2021年　男性17.3％・女性14.6％

　と、約40年間でかなり増加しています
現在の生涯未婚率は、男性3.5人に一人、女性は
5.6人に一人という統計です

　年々、独身の増加は止まる気配がありません
こうなるとうちの息子・娘はどうなるのだろうか
と心配される親御さんが出てきても不思議は
ありません
　そこで、でてくるのが「代理婚活」です

　実際に結婚相談所では親御さんによる
代理のお見合いや親御さん対象の
婚活パーティーなど主催されている所も
あります

　でもその一方で次のような疑問がわいてきます

１．そうはいっても、代理婚活って少数なので
　は？
　　代理婚活についてはネットでも紹介
　　されたりして年々、増えているそうです
　　どこの相談所でもＨＰに記載される
　　ことが多くなりました

２．親が勝手にやると、子供が嫌がったり、反発
　　するのでは？
　　初めの頃は、子が親の介入を嫌がるケースも
　　多かったようです
　　最近は子の了解を得てから臨む、
　　というのが多数派だそうです
　　昨今は親子間のコミュニケーションが
　　密接になっているので、お互いに
　　共通の認識をもつようにしているよう
　　ですね

３．なぜ、子が自分の結婚まで親任せにするのか
　　理解できないのだが？　
　　昔気質の親御さんならそう思われて当然です
　　ただ、以前に比べて親子の関係性が友達感覚
　　に変わりつつあります
　　例えば、「恋愛や結婚について親に相談す
　　る？」
　　というアンケートでは全体の14％がすると
　　回答していますが、そのうち20代は
　　40代の2倍以上で相談しているという
　　結果です
　　これは価値観がどんどん変化している
　　ことを表しているのではないでしょうか
　　恐らく近い将来は子供と気軽に結婚の話は
　　するけれど実際に子供はなかなか重い腰を
　　あげない、
　　それならお母さん、ちょっと聞いてきてよ、
　　と子供に言われ相談に来られるケースが
　　増えてくることが予想されます

　　　
　

　それでは代理婚活される親御さんの子供は
　どよのうな方々なのでしょうか？
　話を聴くと、こういう方もおられます
　「結婚はコスパが悪い！」
　「趣味に充てる時間がなくなる」
　「家族を養う責任を負う自信もなく、気楽に
　　生きたい」
　結婚に対し、このようなネガティブな意見を
持っている子供さんなら、確かに親御さんは
心配のあまり、代理婚活に走るでしょうね
　これが従来からある代理婚活のパターンです
　
　その一方で親子間が友達感覚になっておられる
方は気楽に代理婚活を「活用」されているケース
もあります
　この場合の子供さんは結婚に対するネガティブ
なイメージをお持ちというわけではなく、普段
からの活動が能動的でない方が（いわゆる面倒くさいがり屋やのんびり屋さん）気軽に親御さんに
頼んでいる、というイメージです
　
　ただ、どのケースの場合も親が子供の将来を
案じて相談されたり、参加されたりされています
　価値観等が変化しても親が子を心配する気持ち
はいつの時代も変わらないものなのでしょう

　私たちの時代はまだ、結婚＝家という結びつき
が重要視されたり、逆に親が子供を溺愛
しすぎて、かえって結婚できなかったり、
結婚に不自由な面もありました
　その分、今は個人の自由がより尊重される
ようになったので、結婚も自由になったと
思いますが、それはそれで問題も多いようです

　私たちは相談所を運営するにあたり、
当事者の意見も尊重しますが、親目線での
心配もしていこうと思います

　婚活をするご本人だけでなく、親御さんの
気持ちにも寄り添うことができる相談所を
目指します！
　お悩みの節はご本人だけでなく、
ぜひ親御さんもお気軽にご相談なさって
くださいませ！
いつでもお待ちしております

　今回はここまで

それでは皆さん、最後まであきらめずに

幸せな結末をつかんでいきましょう！