お盆までもう少し時間があるのに昨年亡くなった父親と再会？した畑田です

今回は３回目の夫婦百景です
前回、前々回よりももっと若い世代の夫婦についてお話させていただきます
　それぞれの異なった境遇から結婚に至った夫婦のそれからの生活について、
聴いてきたことをまとめてみました

　今回のご夫婦は以前のブログで少し触れたことがあります
奥さんは、私の塾で元々講師をされていた方です
結婚する聴いた少し前に価値観のことでお伺いしたら、
とても前向きな見解を示してくれた方です

　元々は私の娘の同級生ということもあり、結婚後の生活
などその後のことも、伝わってきておりましたので、
そのあたりのお話も含めてしていこうと思います

　私の娘とは中学生時代からの友達です
結婚後はヨーロッパで暮らしておられます
　最近は便利なもので時差さえ気を付ければ
オンラインで対面でリアルに会話することとが可能です
　そのため、相手の暮らしぶりなども離れていても
意外とよくわかると娘は話しています
　やはり世界は近くなりましたね！

　もともと、彼女は両親の仕事の関係で幼いころに
海外生活を体験されています
　中学生になったころに日本に戻ってきましたが、その
前に暮らしていたのがバングラデシュだったとのこと・・

　ご本人があえて何も言われないので、推測の域を
出ませんが、当時のバングラデシュは政情不安な時です
　きっと、危険はすぐそばにあっただろうし、精神的
にもつらいことはあったのだと思います

　日本に帰国子女として戻ってこられた時もカルチャー
ショックはあったはずなのに、持ち前のおおらかさと
天然？ぶりを発揮して多くの友達と得ました

　ずっと日本育ちで取り立てて目立つわけでもない、
私の娘と友達になったのもその頃です・・・
　それ以来、二人は不思議とウマが合うようで、お互い
結婚して母親になった今でも打ち解けた仲良しでいます

　ちょうど娘が私の塾を手伝っているときに、彼女も
講師をやってみたいと来られた時には、すでに婚約を
されておられました

　したがって短期間での講師でしたが、生徒には大人気
の講師さんでした！
　結婚に至ったいきさつを聴いたのもちょうど
この頃です

　

　相手の方はヨーロッパ在住の外科医でした
年齢は彼女より上で写真で見る限り、大人でした
　一体、そんな大人とどこで知り合ったのでしょうか？

　きっかけは、相手の方が日本で研修を受けて
いたときにあるパーティーで知り合ったとのこと
　その後、意気投合して婚約までいったとのこと

　研修期間ですので、それほど長期間でもなく、
婚約者はすでに母国に帰国したとのことですので
短期間での交際から婚約までいったとのこと
　彼女はその短期間で何をもってこの人を伴侶に
選んだのでしょうか？

　彼女曰く、「面白そうだから」！
決めたきっかけは、価値観の合致など堅苦しく
考えず「愛情があれば自分の人生が面白くなる！」
という想いでした

　もちろん国際結婚であり、結婚後は日本を離れて
たとえ海外暮らしを経験していたといえども、
不安はあるはずです
　また、愛情ははあっても、やはり異国での価値観
や文化の違いから衝突することもあるでしょう

　平均的な日本人である私はそんな心配から、余計な
質問をしてしまいました！

　その問いかけについて返ってきた答えが、前回の価値観
でも書いた答えです（カチカチ山のふうふさん参照）
　

　
　彼女曰く、
　「私の価値観と全く同じ人と暮らしたら、
クローンがいるみたいでつまらない！
お互いの価値観が違えば、人生を2回楽しめるわよ！」

　また、こうも言っています
　「価値観なんてみんな違って当たり前、違うから
面白い！納得できなかったら、お互い話し合いすれば、
たいてい解決します！」

　個人の主張を大事にする海外暮らしならではの
彼女の持論かもしれません

　でも、長い結婚生活を送りながらも本当の会話を
してこなかった、以前歯医者で出逢った７０代の夫婦
（夫婦百景２　参照）の方々よ、り結婚生活はまだ
短いながらも会話の密度が濃ければより面白い人生を
この二人は送るだろうと思いませんか？

　遠いヨーロッパの国でまだ結婚して５年ほどでは
ありますが、日々の生活を楽しむ夫婦になったようです

　ちなみに二人には男の子と女の子の子供が誕生しました
彼女は会話をより楽しめるように、子供たちにはドイツ語、
英語、日本語を日常生活で使い分けながら、教えて
いるようです・・・

　彼女の夫もその意見には賛成で積極的にその教育に
協力してくれているとのこと
　彼が最近はまっているのは日本文化であり、日本語です
　それも彼女が普段使っている関西弁が得意だとのこと
　先日来日した時には大好きな大相撲を観覧し、
関西弁で応援していたとか・・・
　この二人は幸せな夫婦になり、幸せな家族を形成しつつあります

　先日、長野にいる娘から所用があり連絡がありました
話の合間に、昨年12月に生まれた孫娘の話に及びました
　最近、ふとした瞬間の顔が、亡くなった祖父（私の実父）
に似てきたとのこと・・・

　確かに最近送ってくれた動画を見てみると、笑った顔が
最期まで喫煙がやめられず、病院で隠れて喫煙している
所を私たちに見つかった時の罰が悪そうな、やんちゃ坊主
の小学生みたいな笑顔をした父とオーバーラップしました

　お盆にはまだ早いですが、1年ぶりに父と会ったような
気がしました
　輪廻転生ってあるんでしょうか・・・

今回はここまで

それでは皆さん、最後まであきらめずに

幸せな結末をつかんでいきましょう！