全国結婚相談事業者連盟正規加盟店

登録会員数:64,000名以上

連盟データ:2023年11月時点

TEL.070-1776-1327

10:00~19:00 (不定休)

お問い合わせ

まずは気軽にお問い合わせください

お電話でのお問い合わせ

10:00~19:00(不定休)

070-1776-1327

電話をかける 閉じる

ブログ

2023.07.25

夫婦百景4

 先日、いただいた桃にいたずらされた畑田です

今回は夫婦百景と題して、すでに結婚生活を
過ごしておられる日常を通して、
それぞれの価値観や生き方を探ろうと
するものです
 これから、結婚される方に少しでも参考に
なれば、と思い、記述してます

 今回が4回目、年齢は30代夫婦のお話です

板前の天才

 精一さんは、都内で小料理屋を営む
30代男性です
その料理の腕は玄人好みの腕前で
まだ若いのに天才、といわれていました
 大晦日も近いある寒い夜、常連客に〆の料理として、鍋焼きうどんを振舞います

 それはカニやアナゴ、ひらめ・鯛の刺身など様々な高価な食材をふんだんに使った豪華な
鍋焼きうどんでした

 普通、豪華とはいえ色々な食材を入れると、
味がぼける、といわれるのですが、
精一さんは見事に味の調和をさせ、
美味しいものになっていました
 常連客もさすが天才、とうならせる味でした

 精一さんは今夜は寒い夜、ということも
あり気まぐれにある思い出をもとに
鍋焼きうどんを作ったようですが、
あまりその思い出には触れたがらない
ようでした

 突然、そこへスキー旅行に行っていた弟の良三君があらわれ、「義姉さんがスキーで宿泊した
温泉宿で働いていた、すぐに行ってやって
ほしい」と精一さんを促します

 義姉さんというのは、精一さんの奥さん、
冬美さんでわけあって、行方不明と
なっていたのです
 そのわけとは・・・

 まだ精一さんが修行中の時、同じ店に
冬美さんが働いていました
 その明るく、まじめに働く様子に
精一さんはいつしか魅かれ、二人は
お付合いをはじめました

 交際が進んで精一さんが結婚を
申し込むとき、冬美さんにはためらいが
ありました
 ふ由美さんには過去に二度、結婚して
死別されていたのです

 過去は過去、今のお前が大事と
精一さんは押切り、二人はいつか店を
持とうと夢をもって働きました

 やがて店をもつことができ、二人は
結婚しました
しかしながら、開店した店は苦しい
経営状態が続いていました
 そんな時に昔働いていた店に
来てくれていたなじみのお客さんが
開店したことを聞き、大口の予約を
入れてくれました

 久々の大口予約に張りきった精一さん、
豪華な食材を用意したものの、急病による
当日キャンセルとなります
 落胆した精一さんですが、その日も
寒かったので冬美さんのリクエストで
その食材を使って豪華な鍋焼きうどんを
作ります

 まさに食べようとしたとき、たまたま
入ってきた客に所望され、その鍋焼きうどん
を提供します

 実はこのお客さん大変な食通で実業家でした
鍋焼きうどんの味に感心し、いっぺんに
この店を気に入った大口のお客さん、
それ以来店をひいきにしてくださり、
自分の知り合をもつれてきてくれる、
またその口コミで新規のお客さんが増える、
という好循環であっという間に店は
繁盛しはじめました!

 順風満帆に見えていましたが、好事魔多し
その後に冬美さんが行方不明になる事件が
発生します…

具のない鍋焼きうどん

 いつも来られていた大口のお客さんが
急に亡くなられました
 店の件で恩義を感じていた精一さんと冬美さんは、お通夜の手伝いでその日店を休みます

 事件はその時おこりました
隣からの失火で精一さんと冬美さんの店は全焼してしまったのです

 翌日、冬美さんの姿は消えました・・・
 精一さんは一生懸命探しましたが、
行方はわかりません
やがて「すべてを失った自分に魅力を
失ったんだろう」と諦めた精一さんは、
その後店の再建に力を尽くし、
ようやく今がある、とのことでした

 精一さんは自分に愛想を尽かしたんだろう
と思っていましたが、実は違いました
 良三さんが冬美さんに消えたわけを
聞くと・・・

 冬美さんは今まで二度の結婚歴があります
そのいずれもが冬美さんと結婚する前は
商売がうまくいっていたのに結婚直後から
景気が悪くなり、挙句のはてに二人とも
病死や自死をしたとのこと…

 自分と結婚すると不幸になる、
自分は疫病神だから一番大事な人と
一緒にいてはいけない、
と冬美さんが話したことを良三さんは
精一さんに伝えました

 真実を知った精一さんは翌早朝に
冬美さんの許に向かいます
 精一さんが来ることを予想した冬美さんは、
旅館をやめ別の場所に旅立とうとします
 果たして再会できるのか?

 結果的に間一髪で再会でき、
その後二人は駅前のうどん屋さんで
話し合います
 精一さんがその時注文したのが
鍋焼きうどんでした
 ただ具は全く入っていませんでした

 いぶかしむ冬美さんに精一さんは
こう伝えます
「この鍋焼きうどん自分の心の姿だ
 寂しい、虚しい、中身がない
 冬美の心の姿も同じではないのか?」
「冬美の鍋焼きうどんで店は繁盛した、こうして
再建することもできた、お前はもう不幸は使い
果たしているんだよ」
「こんな寂しい鍋焼きうどんではなく、また豪華
な鍋焼きうどんを一緒に食べよう」
 
 こう説得して二人は再び一緒になりました
その年の大晦日、二人は豪華な鍋焼きうどんを
ゆっくりと堪能しました・・・ 

夫婦の対話

 最初に謝らなければなりません!
この話、実話ではありません
 お気づきになった方もおられると思いますが
「美味しんぼ」という漫画のエピソードです

 美食漫画らしく鍋焼きうどんという
食材と夫婦の愛を取り混ぜた回で
人気の高かったエピソードです

 おそらく作者は二人のすれ違いの想いを
描くことで夫婦の愛情を際立たせようと
いう意図があったのでしょう

 ただ、私は個人的には違和感があります
この二人は日常の会話の中で本音を
言いあえてなかったのではない
でしょうか?

 確かに良いエピソードです
これに水を差すわけではありません
 でも、現実問題として良三さんが
冬美さんと偶然、会えたということが
なければ、お互いを想いあってた者同士
ずっと、別れたままではなかったでしょうか?

 過去に二度の離婚歴があるという事実は
すでにわかっているのなら、もっと前から
対話を持つべきだった、
というのが、私の率直な想いです

 たかが漫画ですが、されど漫画です

 これから結婚しようという方は見た目を含め、
表面的なことだけで判断せず、常に対話に心がけていくことが大事ではないでしょうか?
みなさんはどう思われますか?
 以上、今回の夫婦百景でした

 
 先日もらった桃をインスタグラムにアップしよう
とパートナーに写真を撮るよう依頼しました

 しばらくごそごそやっているのでどうしたのか
と覗き込むと、桃そのものを撮るのではなく、
色々と小道具をつけて細工しようとしてました

 あまりに熱心にやっているのが子供の工作みたい
で思わず笑ってしまいました

 本人はバズリを狙ったつもりでしたが、それは
やめるようにいいました・・・
 結果的に落ち着いたのがこの写真です・・・

今回はここまで

それでは皆さん、最後まであきらめずに

幸せな結末をつかんでいきましょう!

ブライダル淀川ウィッシュへの
お問い合わせ

ブライダル淀川ウィッシュでは
随時お問い合わせを受け付けております。

まずは資料でご検討されたい方へ無料で
お送りするパンフレット。
直接ご相談されたい方へ無料の相談会も開催しております。興味のある方はお気軽にお申込みください!

詳しい資料を見て判断したい方はこちら

資料請求(無料)

直接、ご相談されたい方はこちら

カウンセリング予約(無料)

お電話でのお問い合わせ

10:00~19:00 (不定休)

  • 全国結婚相談事業者連盟

    ブライダル淀川ウィッシュは全国結婚相談事業者連盟加盟(TMS)の優良相談所です。